変形性膝関節症の原因
変形性膝関節症とはどんな病気?
太ももの骨とすねの骨をつなぐ膝関節では、それぞれの骨が軟骨でおおわれています。この関節軟骨の表面はつるつると滑りやすくなっていて、滑りを良くしています。また歩いたりジャンプした時のクッションの役割をしています。
加齢とともに膝の関節軟骨がすり減ると、歩いたり運動をしたりするときの衝撃が直接痛みとなって感じます。これが変形性膝関節症です。変形性膝関節症の原因は、主に加齢によるものと、体重が多い場合に起こります。
変形性膝関節症の原因:加齢
変形性膝関節症になりやすい年齢は、60〜70歳代です。変形性膝関節症は、男性よりも女性の方がなりやすいです。日本人はO脚の人が多く、膝の内側に無理な力がかかることが原因となり内側の関節軟骨がすり減ってしまいます。
変形性膝関節症の原因:体重
人は歩くと体重の約3倍の重さが膝に負担をかけます。体重が1キロ増えると膝には3キロの荷物分の負担が、体重が5キロ増えると膝には15キロ荷物を持って歩くのと同じだけ負担がかかります。体重が多ければ多いほど、膝にかかる負担が増えて内側の関節軟骨がすり減ってしまう割合も大きくなるのです。
変形性膝関節症の原因を取り除くために
原因の一つである体重を管理するために、先ずは体重をチェックしてみましょう。自分の伸長の割には重いかもと思う方は、体重を落として理想の体重に近づくよう食生活を見直します。加齢が原因の変形性膝関節症であっても、カルシウムを取るよう心がけます。
お医者さん考案の「膝サポーター」が変形性膝関節症の原因に効果的
変形性膝関節症は体重の負担が膝にかかることが原因となるため、すでに変形性膝関節症の方は、これ以上悪化しないために膝サポーターをつけておきましょう。歩くことが楽になります。また変形性膝関節症の予防としても、お医者さんが開発した膝サポーターをおすすめします。