関節痛と関節リウマチの違いと対処方法について
【質問】関節痛と関節リウマチの違いが知りたい。
関節痛と関節リウマチの違いがわかりません。どのように見分ければよいでしょうか?関節痛と関節リウマチの原因や症状の違いを教えてください。
【原因】関節痛と関節リウマチの違い
- 関節痛の原因
年をとるにつれ筋肉が衰えたり関節がもろくなって膝関節・足首の関節・股関節などに痛みが生じてきます。また関節を使いすぎると年齢に関係なく手や足の指の関節痛が起こります。さらにはスポーツで足首や手首、腰などの関節を痛めることもあります。
- 関節リウマチの原因
関節リウマチの原因は、本来であれば外敵を攻撃するはずの免疫機能が異常を起こし、誤って体の細胞を攻撃してしまうことが原因となります。これにより体の上半身、主に手の指や手首などの関節に炎症が生じます。
【症状】関節痛と関節リウマチの違い
- 関節痛の症状
関節痛は、老衰や増えすぎた体重、過度なスポーツなどにより無理な負荷がかかることで、関節と関節をつなげている軟骨が磨り減り、関節と関節がぶつかり合って痛みを生じます。そのまま我慢していると関節がすりへって膝や肘などが変形し変形性関節症と言われる関節痛へと悪化します。
関節を動かしたときに強い痛みを感じます。
- 関節リウマチの症状
関節リウマチは、免疫異常により手の指の関節が炎症を起こして腫れてしまう、関節のあたりにコブができるといった症状が現れます。
関節痛と違って、関節を動かしていない時にも痛みが生ずることが特徴です。
【治療】関節痛と関節リウマチの違い
- 関節痛の治療方法
関節痛をはやく治療するには、痛みがある箇所はなるべく使わないようにすることが大切です。痛みや腫れている関節に湿布を貼るのも効果的です。痛みが辛い場合は痛み止めを飲む方法もあります。
ストレスは治りを遅くしてしまうので、なるべくリラックスするよう心がけましょう。ほかにも整形外科で電気治療をしてくれることもあります。
自宅でできる対策としては、軟骨成分の栄養補給をして骨を丈夫にする方法があります。
- 関節リウマチの治療方法
関節リウマチは、整形外科での診察により、治療方法は異なります。ステロイド注射を打つ、リウマチの原因となっている免疫を抑える薬で治療していくなど症状によって医師が判断します。
抗がん剤として使われた薬などを用いることもあるため、副作用には十分注意が必要となりますので、相談しやすい医師を選ぶことも大切になります。
痛みが持続して関節に腫れやコブができているのであれば、すぐに大学病院など設備が整っている大きな病院の整形外科で受診してください。早い段階であれば関節リウマチの進行を遅らせることが大切です。
【簡単な見分け方】関節痛と関節リウマチの違い
- 関節痛の見分け方
関節痛のある場所を使わないで休ませると、痛みが和らいできます。朝起きた時だけ痛みがあるが、時間が経つと痛みが軽減します。リウマチとの違いは、一日中痛みを伴うが、関節痛は痛くなったり痛みが消えたり繰り返されることがある点です。
- 関節リウマチの見分け方
時間が経っても痛みは治りません。日に日に痛みを増す場合があります。リウマチと思われる部分を使わずに休ませても痛みは持続します。関節痛との違いは、良くなることがないことです。
【まとめ】関節痛と関節リウマチの違い
普段から関節を健康に保つことが大切です。十分な睡眠・ストレスを抱えないこと・栄養価の高い食生活などは基本となります。
関節の病気にかかりやすい方は栄養が偏っている可能性があります。青魚やうなぎなど関節に良いと言われている食品を毎日取ることが重要です。とは言っても毎日うなぎを食べるのは難しいですよね。そのために関節に優れた効果を発揮する優秀なグルコサミンのサプリメントはあるのです。
関節痛やリウマチを我慢すると慢性化してしまい悪化してしまいます。無理をせずサプリメントに頼ってみるのもいいと思います。