関節痛Q&A

手首にできるガングリオンについて

 

【質問】 手首がにコブのようなものができて痛い

 

自己流でドラムの練習をしています。3ヶ月くらいして、突然右の手首が痛くなりました。触ってみると親指側の手首にが腫れぼったくて、コブができているような気がします。病院に行くべきでしょうか?

 

 

 

【回答】 間違った手首の使い方をするとガングリオンが発症します。

 

スティックの持ち方や叩き方に問題があるようです。間違えた角度で手首を使ってしまいますと、手首や指の関節の周りにコブができ、神経を圧迫して炎症や痛みを伴うことがあります。

 

ガングリオンは手首の関節周辺に発症しやすいです。関節を包む袋からゼリー状の関節液が出てきて、それが溜まってしまいコブをつくります。ガングリオンが発症する原因の一つが、無理な手首の使い方や使いすぎによるものと考えられています。ガングリオンは10代20代の若い女性に多く見られます。

 

ガングリオンは手首や指に米粒大のように小さいコブから、ピンポン玉くらいの大きなコブができる病気です。病院は整形外科または皮膚科になります。治療方法は、ガングリオン自体が神経を圧迫して激しい痛みを伴う場合には、注射針で液体を抜いたり手術でガングリオンを摘出します。

 

通常のガングリオンは自然に治ります。痛みを感じたり腫れぼったい場合にはすぐに練習を中止し、痛みや腫れがなくなるまでは安静にしてください。冷湿布を当ててサポーターで留めておくといいですね。ガングリオンがなくなるのに長くかかる場合には2、3年かかります。すぐにガングリオンに気がついたのであれば、早ければ2週間くらいで良くなると思います。

 

 

 

【アドバイス】 手首の鍛え方

 

ドラムやギターなど楽器を演奏される方は、普段から手首がしなやかに動かせるよう鍛えておきましょう。例えばお昼休みや寝る前の空いた時間に、腕立て伏せ・手首を回す・手首をそらす・握力を耐えるハンドグリッパー(100円ショップにもあります)などで手首をトレーニングして健康で丈夫な状態を維持していくことが大事です。

 

ガングリオンは一度発症しますと再発する場合があります。心配な方はストレッチの他に良質なグルコサミンのサプリメントを服用すれば安心ですね。市販のグルコサミンは成分が少ないため効果が期待できません。信用性のある美健知箋の優れたグルコサミンを服用して日頃から関節の健康管理を怠らず、ガングリオンにならないよう予防しましょう。無理をせずお大事にしてください。

 

 

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