手の指の動きがぎこちない
【質問】 手の指の動きがぎこちなくて、箸やペンを持つのが疲れます。
５０代の主婦です。朝目が覚めると小指側がしびれていることがあります。さらに両手の指の動きがなんだかぎこちなく感じます。少しずつ自由が利かなくなるような気がして不安です。今のうちに治す方法はありませんか。改善策が知りたいです。
【回答】 日常生活において手の使い方を見直しましょう。
中高年になると体の色々な箇所にガタがきます。手の指の動きがぎこちない、手の指がしびれるなどの症状を感じたら、日常生活における手の使い方を見直しましょう。次の項目に一つでも当てはまるようでしたら、今日から直していきましょう。
- 買い物などでの重い荷物をよく持つことがある
- 肩こりを放置している
- パソコンの作業時間が長い
- 食器や炊飯器の内がまが重くて洗い物をすると手が疲れる
- 枕の高さが首に合わずに寝返りが打てない
指は筋肉や神経などが肩や首や脳につながっています。たいしたことないと思っていても気づいたときには指の関節痛に悩まされ、様々な病気にかかる可能性がありますので、これら１つ１つを改善していきましょう。
１に当てはまる方へ
毎日買い物に行くように心がけ、１回の買い物の量はできる限り少なくします。首から肩にかけて筋肉や神経の位置がずれて、慢性の肩こりや五十肩などに悩まされます。買い物袋を指で持つと指の関節にも痺れや震えなどの障害が起こることがあります。気をつけましょう。
２に当てはまる方へ
肩が凝ったら熱めのお風呂に１０分程度浸かります。蒸しタオルで肩を温めるのもよいです。その後冷湿布を当てます。１０日くらい続けてみてください。かなり楽になります。指のマッサージもすると手の動きが楽になります。
３に当てはまる方へ
３０分ごとに休憩をはさみましょう。長時間の同じ姿勢での入力作業は、肩や指の筋肉を硬直させてしまいます。椅子や床に座っているため肩こりだけでなく膝の関節にも影響が出てきますので、無理はしないでください。
４に当てはまる方へ
洗い物の食器類は全て軽いものに変えます。とくに陶器は重いので指や手首の関節痛になりやすいです。よく洗う食器から一つずつ変えていきます。肩こりもなくなり指にかかる負担もなくなってきます。
５に当てはまる方へ
枕が合っていないと適度な寝返りができません。肩や腕の筋肉や神経を圧迫して傷めることがあります。指先にも神経がつながっていますので、バスタオルを敷いたりして高さを調節してください。肩こりも良くなります。
今日からこの５つことを気にかけて実行してみてください。さらに関節を自由自在に動かしてくれる軟骨を強化することで、年を取っても手足が機敏で楽に動かせるよう良質なグルコサミンを飲むのもおすすめです。市販のグルコサミンは有効成分が少ないため効果が期待できません。私がお医者さんに教えていただいた信頼のある美健知箋のグルコサミンなら安心して関節を丈夫にできます。手の指の動きがぎこちないとイライラしますよね。この機会に日常生活を見直してみてください。きっと良くなりますよ。
