自律神経失調症と関節痛との関連性について
自律神経失調症は、自律神経系のバランスが崩れると起こる病気です。自律神経系には交感神経と副交感神経の2つがあります。心と体のストレスが自律神経失調症の主な原因と言われています。
【自律神経失調症の症状一覧】
- 頭痛・耳鳴り・口の渇き・味覚異常・目があかない
- のどの圧迫感・のどの異物感
- 動悸・めまい・立ちくらみ・血圧の変動
- 息苦しい・息ができない
- 吐き気・食道のつかえ・下痢・便秘
- 手のしびれ・手の痛み・手の冷え
- 足のしびれ・足の痛み・足の冷え
- 汗が出る・汗が出ない
- 頻尿・残尿感・生理不順
- 肩こり・筋肉の痛み・関節の痛み・関節がだるい
- 微熱・倦怠感・疲れやすい・食欲がない
- 不安になる・恐怖心・イライラする・落ち込む・怒りっぽくなる
- やる気がでない・集中力がない・記憶力の低下・注意力の低下
これらのように自律神経失調症の症状は様々です。自律神経失調症の症状一覧を見て分かることは、自律神経失調症にかかると頭から足の先まで体全体に体調不良を起こすことがあるのだということが分かります。とくに気になったことは自律神経失調症になると関節や筋肉が痛くなったり、関節や筋肉がだるくなるといった症状も見られるということです。自律神経失調症と関節痛は密接な関係にあったのです。
自律神経失調症の主な原因はストレスです。何がストレスになっているのか探していくことが大切です。ストレスのほとんどは人間関係が原因になっている場合が多いです。会社員であれば、ストレスをかけてくる職場の上司や同僚、あるいは部下かもしれません。
主婦であれば、親や兄弟姉妹の身内かもしれませんし、旦那さんかもしれません。育児に疲れてしまったり、ママ友が原因かもしれません。頭にきたりイライラしたらそれがストレスの原因です。日常生活において注意深く観察してみましょう。
ストレスを抱えたままですと治療をしたり薬を飲んでもなかなか治らないようです。しかし原因が分かると同時に自律神経失調症が治ったというケースは少なくありません。副作用のない漢方薬の加味逍遥散でストレスによるイライラを取り除いてしまうことをおすすめします。自律神経失調症が軽くなり関節痛などの諸症状も弱まると思われます。お大事になさってください。