関節の話

関節痛を防ぐ正しいこたつの入り方

 

冬といえばこたつですよね。気温が10度を下回ると家の中にいても寒さを感じます。ファンヒーターもいいのですが、こたつの中でまったりとした時間を送るのも冬ならではの楽しみですよね。あまりの快適さに、一度こたつに入ってしまうともう出られなくなってしまうという方も多いのではないでしょうか。しかし、こたつに長時間座っていることは関節痛の原因にもなり得ます。寒い日のこたつでのひとときは最高ですが、関節痛を防ぐためにも、使い方には十分注意する必要があるのです。

 

 

 

こたつは両足を温めますので腰から足首、足のつま先まで温かくなりますが、上半身は体温が低いままです。この上半身と下半身の温度差がある状態は、実はあまり良い状態ではありません。人間の体は全身が一定の体温となるよう保っているのですが、こたつに入ると下半身と上半身の体温の差が大きくなるため、体温の調節が難しくなってしまいます。その結果免疫力が下がり、全身がだるくなって疲れやすくなったり、頭痛やめまい、吐き気などを感じたりすることがあるのです。このように体が弱った状態だと体に異常が出やすくなり、関節痛にもなりやすくなります。

 

ではどうすればよいのかというと、対策方法としては、上半身と下半身の体温をほぼ同じにすることが重要です。こたつの温度はやや低めにして、温かいセーターを着たりショールを羽織ったりして全身が同じ体温になるようにするのです。これだけで体が一定の体温を保ちやすくなり、免疫力が向上して関節痛などの異常状態になりにくくなります。

 

もう一つ気をつけることは、温かいこたつに入っていると汗などでかなりの水分が蒸発してしまいますので、こまめに水分補給をすることです。水分が不足すると足がむくんだり血液がドロドロになって疲れやすくなったりするため、余計に体を動かさなくなり、関節痛の原因になることがあるのです。ですから喉が渇いていなくても、こまめに水分をとりましょう!

 

 

 

さて次はこたつでの座り方についてですが、こたつの中では通常、足を前に伸ばしている状態、もしくは膝を曲げている状態で長時間座っていることが多いと思います。実はこれらの姿勢は、関節に負担がかかる、関節痛になりやすい座り方なのです。足を前に伸ばす座り方をやってみると、どうしても猫背になりますよね?その状態で無理やり背中をまっすぐに伸ばそうとすると、今度は膝の裏が辛くなってくるはずです。つまりこの姿勢は、膝や腰などに負担がかかりやすい姿勢ということです。足を伸ばせば背中が痛く、背中を伸ばせば膝裏に負担がかかる…。この状態を改善するには、膝の裏に丸めたタオルを入れるという方法があります。膝を少し曲げることで、関節にかかる負担を減らし、関節痛になるリスクを減らすことが出来るのです。

 

他にもこたつの中に入るときに多い座り方としては、あぐらがありますね。あぐらは膝の関節をねじった状態で座り続けるため、やはり関節痛になりやすい座り方です。正座やお姉さん座りなども、関節を曲げた状態が続くので、関節痛になりやすい座り方と言えます。

 

では、こたつの中ではどんな座り方をしたらいいのか?というと、一番いいのは色々な座り方をすることです。絶対に関節痛にならない万能な座り方というのはないので、あぐらや正座など色々な座り方をしてこまめに姿勢を変えてあげることが関節痛を防ぐために重要と言えます。同じ姿勢を長時間続けると、体を曲げた部分や床に触れている部分など、体の一部の血流が極端に悪くなることがあります。この状態が関節痛を引き起こすことになってしまうため、色々な座り方をしていきましょう。

 

 

 

こたつは温かく快適なのでどうしても立ち上がるのが億劫になり、座りっぱなしの状態になってしまいがちな点も、関節痛になりやすい原因の一つです。血流を良くするためにも、そして適度に関節を動かして筋肉をほぐしてあげるためにも、こまめに立ち上がるようにしましょう。これまで家族に「お茶持ってきて!」「そこのカバン取って!」と頼んでいた人は、自分でお茶を淹れに行ったりカバンを取ってきたり、ちょっと面倒なことを積極的にやるようにすると良いですよ。

 

また、こたつに入ったまま横になって寝てしまう人もいるかもしれませんが、せまいこたつの中では寝返りを打つのが困難なため、各関節が歪み痛みが生じることがあります。関節痛だけでなくヤケドや風邪の原因にもなりますから、くれぐれもこたつで寝ることは避けるようにしてくださいね!

 

 

 

以上の点に気をつけてこたつを使用することで、かなり関節痛になりにくくなると思います。関節痛を予防したい方も、すでに関節痛になってしまっている方も、ぜひ試してみてくださいね。

 

それにしても、一度関節を痛めてしまいますと、湿布をしてもなかなか治りませんよね。そんなときはサプリメントを飲んで完全に治してしまいましょう。関節痛に効果のある優れたサプリメントなら、ひと月を目安に飲めばかなり回復できます。私のおすすめのサプリメントを参考にしてみてください。関節の専門家が開発されただけあって効果はお墨付きです。

 

 

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